1月30日午後
「みずほ証券」の者と名乗る若そうなお兄ちゃんから電話がありました。
「〇◇〇子さんですね」「そうです」
ザーザー雑音がするので、「聞こえにくいのですが・・・」
「それでは、別の電話からかけなおします」
(自分の携帯から電話していたのかしら・・・?と、不思議に思う)
かけなおしてきた電話では、
「カルビーの債権割り当て候補者名簿に名前があるのですが、その債券を買 いますか?」
「いりません」
「みずほ証券として割り当て分を買っても良いですか?」
「どうぞ」
それで、終わったのだと思っていました。
ところが次の日、外出から家に帰ってきたら、また電話がありました。
「昨日お電話したみずほ証券の高橋です。覚えていますか?」
「ええ、おぼえていますよ」
「カルビーの債権を〇◇〇子さん名義で2000万円分買ったので、証書の書き換 えをしないといけないことになりました。」
「え!えぇ~!」と驚いている私に、
「司法書士とお宅に伺うか、又はどこかでお会いしたい」とのこと。
何故こうなったのか、これからどうなるのかと思いながらも、
「え~、・・・。お宅はどこの支店の人ですか?電話番号は?」と聞くと、
「東京本店の第二営業部です。電話番号は*********です 。また、電話します」
「はい・・・」
あまりにも突然で、いま流行りの詐欺かもしれないと思い、取り合えず確かめようと「みずほ証券」に電話し、「東京本店」の電話番号を訪ねたら、番号は違うし、本店ではなく本社だし、第二営業部ではなく営業部第二だということがわかり、詐欺でしょうね、ということになり「株や債券の犯罪防止センター」を紹介された。
センターに電話しましたら、
「詐欺かもしれません」とのこと。
「じゃ、どうしたらよいですか?」
「無視することです」
「無視するといっても、再度電話がかかってきてしまった場合、 どう言ったらよいですか?やんわり断る方法はありますか?」
「・・・・・。警察に知らせていると言うことですね」
と、いうので、警察にも知らせていないで「知らせている」というのも唐突で嘘になってしまうから、警察に電話をすることにした。
警察に電話をすると、「派出所の警官をお宅に向かわせるので、 良く確認してから対応してください」と言われたので、我が家に来た警官の身分証明書を見せてもらおうとしたら、 手に取らせては貰えなかった。証明書は字も写真も小さくて、薄暗い玄関先ではちゃんと確認はできず、 本当の警察官かどうかはハッキリ確認はできなかったけれど、来る予定の警官だったので家に入ってもらいました。
警官と話しているうち、続いて「知能犯」?関係の刑事も来ることになりました。
「みずほ証券の本社」と告げられた電話番号は、多分詐欺グループの電話番号ではないかと思うけれど、変な関係ができてしまいしつこくされてしまうと嫌なので、私からは電話したくないけれど、どんなところか確かめたいと伝えると、新しく来たその刑事がその番号に電話してくれました。
3人が息を静めて反応を待っているとスピーカーからは「 只今、この番号は使われておりません」とのこと。
これで、詐欺であるということがはっきりした。
刑事は「また電話すると言ってたようですが、おとり捜査に協力できますか?」と聞くので、
「今は事情があり、おとり捜査に協力はできない」旨伝えましたが、小さい頃は探偵になりたかった時もあったので、事情が許せばおとり捜査に協力し、犯人一味を逮捕することに協力したいと思い気持ちもあり、少し残念でした。
警官と刑事は、「近所でも騙されている人は多いようです」「特に高齢者は気を付けてください」
と、帰って行きました。
と、いうことで、物騒な世の中です。お気を付けください。
ただ、「高齢者」の一員として扱われたことに、まだ若いと思っていた私の心が諦めと共に少し乱れました。
(-_-;)