良く考えれば分かることだけれども、Musicalをするに当たって、ドレスを作るなどとは思ってもいなかった。
最後に歌い踊る場面で着るドレスを作りますからと、2月の上旬に型紙を一揃え置かれ、それを基に100人近くの出演者が、その日の内に型紙を取るように言われ、大慌てで自分用の型紙を作った。
ドレスに着色するため発送をするので、2月中にはドレスを縫い上げて提出するように言われた。裁縫など余りしたことがない人もいるので、提出は3月の第一土、日曜日でもいい事になったが、2月の最終土、日曜日に提出した人は31人いたらしい。
3月の第一土曜日の練習日となる今日、私もドレスをやっとのことで作り上げて持って行った。
練習が始まる前、「事件が起きてしまったので、皆さんにその経過を報告します。また、どうしたらいいのかを話し合って欲しい」と言い、「前回集めた31の内、28枚のドレスを便宜上大きなごみの袋に入れておいたら、間違って他のごみと一緒に捨ててしまった。事務方の落ち度なので、業者に頼んで作ってもらうという方法もあるが、皆さんの意見も聞きたい」と、事務方代表の女性が涙を流しながら話してくれた。
話し合った結果、故意にしたわけではないので、出来ることをしようと、ドレスがなくなってしまった人たちで再度縫える人は縫うし、縫えない人には他の人が手伝うことになり、どうにかドレスの作成は業者に頼まなくてもすみそうだ。
ドレスがなくなってしまったことにはもちろん驚いたが、Musicalをしたいと言い出したらしい若い女性弁護士が、責任を感じたとはいえ、涙を流しているのに驚いた。大変かもしれないけれどドレスは作ればいいだけで、このMusicalを成功させるのに比べたら、たいしたことではないと私にとっては思えたから。
話し合いのときに、事務局がいかに忙しいかと説明していた出演者の1人も涙目になりながら弁護していたし、懇親会のときにトマサさんの写真を見たら泣けてきたと言って、涙ぐんでいた人もいたので、芸術をする人には感受性の強い人が多いのかとも感じる。
0 件のコメント:
コメントを投稿