2013年度の芥川賞を受賞した、藤野可織の「爪と目」を読むことになった。
最近はとんと本を読むことが無かったせいもあり、「芥川賞」受賞の小説なら、相当素晴らしい内容の物なのだろうと言う先入観があったので、冒頭から「?」「?」「?」の連続なのには参った。
読書会として、やむを得ず読まなければならなくなった「小説」とはいえ、こんなに分かりにくい本は久しぶりだった。
夏目漱石の「吾輩は猫である」の猫と同じと考えれば、少し分りやすいのかもしれなかったのだろうが、読んでいるときには内容を理解しようとすることにエネルギーを費やし、猫と同じなどと言うことは思いもつかなかった。
芥川賞選者の一部が「出色の出来だ」と言う反面「理解できない」と言う選者もいて、私は後者に同感した。
「読書会」に本を読んで参加した人4人の内、わかりにくいという感想を持った人は3人で、1人はとても良くわかるとのこと。
「芥川賞」受賞作品は難解と言われているとのことだけれど、せっかく時間を割いて読むのなら、難解でなく、心がときめくような(ときめく片付けから思いついた言葉)、これからの励みになるようなものを読みたいと思った。

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